白顔のゴミ箱

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☆2010年代の俺的オススメアニメ3選☆~ありがとう俺の青春~

 とうとう、俺の青春を彩った2010年代が終わりを告げようとしている。振り返ってみるとこの10年間、生涯の半分近くを過ごしてきた時間のほとんどをサブカルに費やしてきたように感じるんだけども。  そんなサブカルクソ男が過去に視聴したアニメ作品の中から3つピックアップして皆さんに紹介したいと思う。

3.Re:ゼロから始める異世界生活

 前提として自分は人として何かしらが欠落しているようなダメ人間が主人公になるアニメに弱い。   人としてダメダメな主人公ナツキスバルが愛する人、人々の為自らを犠牲にして必死に運命に争っていく姿にマジで心打たれた。マジで。 ちなみに、主人公ナツキスバルの評価は賛否両論ある(どっちかと言えば悪い方が優勢)確かにあの回から始まる怒涛のダメ人間ムーブは見るに耐えなかった…(笑)だが、そんな良くも悪くも人間臭い人間模様に虜になってしまったのも事実。   よく、この手の異世界系アニメにありがちな出会って数秒で既にヒロインが主人公と脈アリみたいな展開も無く、むしろヒロインが主人公に牙を剥いてくるという異形のアニメでもあり非常に新鮮だ。作中では様々な伏線が散りばめられており、展開に全く飽きのこない作りになっている。

 2020年に公開される2期が今から待ち遠しい、2010年代後半を彩ったアニメだろう。

2.日常

 ほのぼのした作画とは打って変わって怒涛のシュールネタが続くギャグアニメ。作者あらゐけいいちさんのギャグセンがいい意味で異常で常人には想像も出来ない。   学校にヤギ、シカ、モヒカン、バズーカは上等で頭の中から甘食が出てくるロボットヒロイン、挙句の果てほんわか女の子三人衆で作画バリバリのアクションシーンが始まる始末(どんな人生歩んだらこんな展開思いつくのよ)    そして、主題歌がひたすらに尊いヒャダインさんが手がける賑やかなオープニングに始まりしっとりとエンディングを飾る。ギャグアニメとは思えない余韻を残して視聴者の心をガッツリと掴む、最高峰のギャグアニメと言えるだろう。  

1.シュタインズゲート

 生きがい。私の生きる理由が詰まっている。   10年近く経った今も国宝級の伝説アニメとして国内はおろか海外にまで進出する史上最高のSFアニメ。   ひょんな事から主人公、鳳凰院凶真こと岡部倫太郎率いる未来ガジェット研究所のラボメンが作ってしまったタイムマシン(正しくは違う)をきっかけに過去改変を起こし、極めて絶望的な悲劇に巻き込まれてしまう…    このアニメ、基本的に登場人物の癖が強い。末期系厨二主人公にゆるふわ幼馴染、オタク系萌え豚ハカーに天才変態少女。たった4人の例を挙げただけでもこのキャラの濃さ。そんなわけで登場人物が会話を掛け合うだけでも面白い。    また、シュタゲを語る上で欠かせないのは【伏線の上手さ】だろう。  はっきり言って初見このアニメ物語序盤から中盤に掛けては、ほとんど前置きに過ぎない。  しかし、物語中盤以降前置きでそれとなく隠されていた伏線が怒涛の伏線回収が行われる。その芸術的とも言えるあの瞬間。あの瞬間が、凄まじいのだ。

 そんな理由でこのアニメ非常に物語の見所について語りづらい。なんせ何を言ってもネタバレになっちゃうからね笑

 音楽、演出、キャラクターの豊富さ、展開の秀逸さ。どれをとっても一級品。  もう一度記憶を消して観たいアニメだ。